営業研修で動画を活用するには?メリットとデメリットや費用感も解説

自社の営業力アップのため営業研修を検討している方の中には、動画を使った営業研修に興味がある方もいらっしゃるかと思います。

ですが、動画を使った営業研修で果たして効果が出るのか、対面の研修やオンライン研修とはどういう部分が違うのか、気になっている方もいらっしゃるでしょう。

また、今まで営業研修で動画を活用してこなかった企業の方は、どうやって営業研修動画を導入すればいいのか、研修サービスはどのように選べばいいのか悩んでしまうこともあるかと思います。今まで取り組んでこなかった研修方法を新しく取り入れることは、どの企業でもハードルが高いものです。

今回の記事では、営業研修で動画を活用する方法や、そのメリットとデメリット、導入方法ごとの費用感について解説いたします。

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営業研修における動画活用とは?

営業研修における動画活用とは?

まず、営業研修における動画活用とはどのようなものなのでしょうか?

従来の営業研修は、社内の一室や会場に講師の方と受講生である社員が集まって、研修を行うというものでした。

営業研修で動画を活用すると、研修内容で伝えたい内容を動画化し、モニターやパソコン、スマートフォンといったデバイスで視聴ができるようになります。その利便性から、営業研修で動画を活用する企業が増えてきています。

従来の営業研修のように、社内で社員を集めて複数人で動画を視聴するという研修を行うケースもあれば、社員にいつでも営業研修動画が見れるような環境を作るようなケースもあります。

営業研修で動画を活用するメリット

では営業研修で動画を活用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

ここからは具体的なメリットについて解説いたします。

場所や時間に囚われない

まず、動画の研修であれば営業社員は場所や時間に囚われずに学習ができるようになります。

従来の研修やオンライン研修では、場所や時間を合わせて講師とメンバーを集め、ある程度の人数でまとめて研修を行うことが一般的です。一方で、講師やメンバーの予定が合わなければなかなか研修が行えないというデメリットもあります。

営業研修で動画を活用すれば、社員それぞれに動画を閲覧できる環境があれば、オフィスはもちろん、移動中や外出先でも研修を受けられるようになります。日々予定が入り忙しくなりやすい営業社員にはありがたいですよね。

営業社員の数が多かったり全国に配属されていたりする企業でも、動画を活用することで各社員が自分の好きな場所とタイミングで研修が受けられるようになります。

繰り返して学習が可能

また、動画の研修は繰り返して学習が可能です。

分かりにくい部分を何度も見たり、メモを取るために一時停止をしたりすることができるのは受講するメンバーにとっては大きなメリットです。インターネットを使ってその場で分からない用語を調べるということも可能です。

結果として、研修にありがちな「講師の話は面白かったけれど、細かい内容は覚えていない。」「研修の内容を実務に落とし込めていない」といった問題が起こりにくくなります。

「研修を一度受けただけで営業成績を上げる」ということは現実的にかなり難しいですが、動画を活用して日々研修内容を復習できるようにすると成果に繋がりやすくなります。

営業社員ごとの課題や悩みに合わせて研修内容が選びやすい

次に、動画研修であれば、営業社員それぞれの課題や悩みに合わせて、自身で研修内容を選びやすくなります。

一般的な研修では、会社全体の目的や課題に合わせて研修が行われます。

また、講師費用や交通費などの関係で、大人数で単発的に研修が行われることが多いかと思います。

ですが、会社全体の課題と営業社員個人それぞれの課題が全て一致しているとは限りません。

商談が苦手な方もいれば、事前準備が下手な方、そもそもアポイントが取れない方等、営業社員の課題は様々なはずです。会社全体の課題を解決することも大切ですが、営業社員それぞれの営業活動におけるボトルネックを解消することも大切です。

動画研修であれば、営業社員それぞれが自身の課題に合わせて関心のあるテーマの研修を受けることも可能になります。

自身の課題を解決できるようなより実践的な内容が学びやすくなるため、営業のスキルアップや成果にも繋がりやすくなります。

研修の質を保つことができる

次に、動画研修であれば研修内容の質を保ちやすくなるのも大きなメリットです。

一般的な研修では、研修を行う講師によってはあまり良い研修が行えないケースもあります。特に社内で研修を行う場合は、講師によって研修内容の質がバラバラになりがちです。配属エリアや空いている時間等の関係で社員によって講師の担当者が違う場合、受けられる研修の質も変わってしまう可能性があります。

また、研修の会場によっては「声が聞き取りにくい」「資料を映したスクリーン等の映像が見にくい」といった問題が起こってしまうこともあるでしょう。このような問題は対策も難しく、実際に研修を行ってみないとどうなるか分かりません。

動画研修を活用すれば、同じ動画を見れば同じ質の研修が誰でも受けられるようになります。普段は講師として呼ぶことが難しいような方の研修でも動画であれば受講することは難しくありません。また、動画は編集をしたり字幕をつけたりすることもできるため、内容を理解しやすく質の高い研修を社内で共有しやすくなります。

研修コストの削減ができる

最後に、動画研修では他の研修方法に比べて研修コストの削減ができる傾向があります。

通常、研修を行うためには様々なコストが発生します。

講師を呼ぶ費用はもちろんですが、会場代、交通費、宿泊費、食事代など、発生しうる費用は多くあります。

特に大人数で全国から1箇所に集まり研修を行う場合は、それだけでかなりのコストになってしまうでしょう。

一方で、会場代や交通費などに使う予算を増やしたからといって、研修の質や効果が高まるわけではありません。

営業研修を動画で行う場合は、会場費や交通費などの費用はかからず、社員は手元のパソコンやスマートフォン等で検証を受けることができるため、コストカットに繋がります。

また、既存の研修コンテンツを購入したり、レンタル・サブスクしたりする場合は、社内に外部の講師を呼んで研修を行ってもらうよりも費用は安価になる傾向にあります。動画を活用することで、研修の質はほとんど変わらず、コストを削減することが可能になるのです。

こちらの記事では、一般的な営業研修の費用相場について解説しています。こちらの記事も合わせて参考にしてみてください。

※関連記事:営業研修の費用相場は?費用対効果の測り方についても解説

営業研修で動画を活用するデメリット

ここまで営業研修で動画を活用するメリットについて解説いたしましたが、動画での研修には少なからずデメリットもあります。

ここからは、営業研修で動画を活用するデメリットについて解説いたします。

一方的な研修内容になってしまう

まず、動画での営業研修はどうしても一方的に教えるような研修になってしまいやすいです。

動画という特性上、研修内容はあらかじめ撮影されている内容であるため、研修中にもし質問したいことがあっても講師に聞くことはできません。営業研修の場合、「このようなクライアントに対してはどう対応するべきか?」といった自身の営業活動の課題に合わせた具体的な質問ができたほうが、より実践的な学びに繋がるでしょう。

また、講師の方も、研修中に受講者の反応を見て話し方や研修内容を変えるということができません。ワークショップ等を行って、そのアウトプットに対してコメントやフィードバックを行うというようなこともできません。

動画研修と合わせて、ワークショップ等も含めたより実践的な研修を行う等の工夫はあった方が良いでしょう。

飽きてしまいやすい

次に動画での営業研修は飽きてしまいやすいというデメリットもあります。

前述した内容とやや重複しますが、動画での研修は一方的になりやすく、講師や周りの人に見られていないということもあり緊張感もあまりありません。

そのため、動画を見ている途中で飽きてしまい、集中力が途切れたまま時間だけが過ぎていくという受講者の方も少なからず出てくるはずです。

動画研修が飽きてしまいやすいことは仕方がないことでもありますので、テーマを分けて短時間で学べるような研修コンテンツを活用したり、研修後にテストを行い内容を理解しているかチェックをしたりするといった工夫が必要です。

デバイスや通信環境等が必要

最後に、動画研修を行うためには再生用のデバイスや通信環境等が必要になってきます。

既に社員ごとのデバイスや通信環境等があるという場合は問題ないのですが、そうでない場合は新たにデバイスを購入したり、通信環境を整備したりする必要があります。

普段あまり社内でパソコンやインターネットを活用しないという職場では注意が必要です。

営業研修における動画の内容例

ここまで、営業研修で動画を活用するメリットとデメリットをまとめて紹介いたしました。

営業研修で動画を活用することを検討する際は、これらのメリットとデメリットそれぞれを踏まえて自社に合う研修方法を選定する必要があるでしょう。

弊社CLF PARTNERSとしては、動画はもちろん、外部講師を招いた対面研修やオンライン研修も合わせて検討することをオススメします。

リアルタイムで受講者の反応に合わせた研修を行うことで、営業スキルやモチベーションの向上により効果的に繋がります。

予算感に合わせて、動画研修と対面研修、オンライン研修を組み合わせるのも良いでしょう。

また、営業研修で動画を活用する際は、「どのようなテーマ」で動画を活用するかも重要です。

営業研修における動画の内容例を具体的に紹介いたしますので、「どのようなテーマだと自社で効果的な動画研修が行えるか?」という視点でチェックしてみてください。

営業の基礎について

まず、営業の基礎についての研修は定番です。

営業を行う目的や営業職の仕事内容、仕事の流れといったことを学んでいきます。

営業経験のない新卒社員や中途社員の方には、まずは営業の基礎を学んでもらうような研修を受けてもらうと良いでしょう。

動画で営業の基礎が学べるコンテンツをいつでも見られるようにしておくと、営業活動で悩んだ時にその場でコンテンツをみて自身で問題解決ができるようにもなります。動画研修との相性もいいテーマです。

こちらの記事では新人社員向けの営業研修について解説しています。合わせてチェックしてみてください。

※関連記事:新人社員向け営業研修とは?カリキュラム例やポイントを解説

営業マネジメント・組織営業について

次に、営業マネジメントや組織営業についての研修も人気が高いです。

営業マネージャーに対して行われる研修で、マネジメントの基礎や営業戦略の立て方、チームでの目標設定の方法などを学んでいきます。

顧客がインターネットを通じて情報収集をするようになり、少子高齢化で若い営業人材が不足してきている現代。属人的な営業マネジメントを行っていてはなかなか成果に繋がりにくい環境になってきています。最悪の場合は、不満を貯めた若手営業社員がどんどん離職してしまう可能性も。

ですが、体系的な営業マネジメントや組織営業について学ぶ機会がなく、現場の営業マネージャーの感覚でマネジメントを行っているという企業も少なくないのではないでしょうか。

動画の研修であれば、比較的コストをかけずに営業マネジメントや組織営業について体系的に学ぶことができます。組織全体で営業成果を最大化させたいという企業にはオススメなテーマです。

こちらの記事では、マネジメンㇳ向け営業研修についてより具体的に解説しています。

※関連記事:マネジメント向け営業研修とは?カリキュラム例やポイントを解説

自社商品・サービスの理解

次に、自社商品や自社サービスの理解をするための研修も効果的です。

特に入社したばかりの新卒社員や中途社員の方がいたり、自社で新しい商品・サービスを提供開始したりするタイミングでは、営業担当者はまずはその商品・サービスを理解し顧客に正しく説明できるように勉強をする必要があります。

また、このような自社商品・自社サービスに関する研修は、本来は新しく社員が入社する度に研修を行わなければなりません。自社の商品やサービスの知識がない状態で営業活動を行うのは現実的に難しいでしょう。

動画を活用し、一度自社の商品やサービスを理解できるコンテンツを作ってしまえば、社員が増える都度同じ研修を行い、講師に説明をしてもらう必要が無くなります。

新しく入社した社員にまずはコンテンツを見てもらうことで、効率的に学習ができる環境を作ることができますし、研修のコストや講師の負担も削減できます。

特にテキストや画像などの資料だけでは理解が難しい商品やサービスを扱う企業にはオススメです。

業界・競合の理解

次に、業界や競合の理解をするための研修を行うのも良いでしょう。

研修を通じて、業界のトレンドや、競合企業の商品・サービス、業界全体での自社の立ち位置などを学んでいきます。

実際に営業活動を行うには、自社の商品やサービスはもちろん、競合他社が提供する商品やサービスの強み・弱み、業界全体の流れなども理解していく必要があります。

ですが、このような知識は現場での営業活動だけでは知ることができないことも多く、「営業活動を頑張っているけれど、なぜか提案が顧客に刺さらず成果に繋がらない」ということもよくあります。

業界や競合の状況は日々変わっていくため、定期的に研修を行い情報のキャッチアップができるようにしておくと良いでしょう。動画コンテンツであれば、忙しい営業社員でも業務のスキマ時間に動画を視聴して情報のキャッチアップが可能になります。

営業におけるデータ活用方法について

最後に、営業におけるデータ活用についての研修は近年人気を高めています。

営業活動の分析や改善、顧客のターゲティング、顧客状況の理解、チームでの情報共有など、営業活動においても様々な場面でデータの重要性が高まってきています。

ただ、営業活動において成果につながるデータ活用をするためには、組織全体でデータの整備や活用、スキルアップを進めていく必要があります。研修を行うことで、組織全体で営業におけるデータ活用の目的や重要性を理解できるようになり、社内に少しずつ広まっていきます。

また、データ活用は苦手意識がある方も多く、考え方の理解度もひとそれぞれです。今まで感覚的に営業活動を行ってきた方がいきなりデータを活用するのは難しい一方、データやITに抵抗の少ない若手社員はすんなり対応できたりします。

そこで、様々なレベル感の研修内容を複数動画コンテンツとして用意しておくことで、営業社員それぞれが自身のレベルに合わせて学習をすることができるようになります。動画を上手く活用すれば、ベテラン社員にも若手社員にもスキルが定着し、実務でもデータ活用を取り入れやすくなるはずです。

営業研修に動画を取り入れる方法4選

自社に取り入れられそうな営業研修のテーマは見つかりましたでしょうか?

研修を行いたい営業研修のテーマが決まったら、その研修のテーマに合った動画コンテンツをどのように準備するかを考えていきましょう。

実は、営業研修に動画を取り入れる方法としては大きく4つの方法があります。

それぞれ特徴や費用感、メリット・デメリット等が違ってきますので、自社の目的や予算感に合わせて導入方法を検討してみてください。

営業研修動画を購入する

まず、営業研修動画を制作している企業から動画コンテンツを購入するという方法です。「買い切り」と表現されることも多いです。

近年では、独自の営業研修用動画を販売している企業も多くあります。

企業ごとに特徴は異なり、有名講師が行う研修や、専門的な知識のある講師が行う研修、ワークショップやテスト等が充実している研修などがあります。

提供する企業によっては、既に制作されている動画コンテンツに自社独自の情報やインタビュー等を追加しカスタマイズできるというケースも。

購入した動画については、下記のような方法で提供され視聴可能になります。

  • MP4での動画データの送付
  • USBの郵送
  • DVDの郵送

費用感としては、1コンテンツあたり20万円〜30万円前後が相場となります。

1度購入した動画は何度も視聴できるため、新入社員向けの動画など社内で継続的に視聴したい動画コンテンツは購入することを検討しても良いでしょう。

注意点として、買い切りの場合は当然購入した動画のみ視聴可能になります。

買い切りは安くない金額になりますので、動画を購入する際は動画の質や内容を確認するためにサンプルなどを前もって視聴しておくことをオススメします。

営業研修動画を販売している企業としては、下記のような企業が挙げられます。

株式会社インソース

様々な企業向け研修を提供している企業で、営業に関する研修動画も多く販売しています。

多くの動画の中から自社のニーズに合った研修内容を選びたい企業様にはオススメです。

株式会社リスキル

内容に関わらず料金一律で様々な研修や動画の販売を行っています。

大手企業での研修実績も多くあり、質の高い研修を行いたい企業様にはオススメです。

営業研修動画をレンタル・サブスクする

次に、制作された営業研修動画をレンタルしたりサブスク(月額などで課金)したりするという方法もあります。

動画を購入するわけではないので、かなり安価に気になる動画コンテンツを視聴できるのが魅力です。サービス提供企業によっては、「月額○○円で研修動画が見放題」というお得なプランを提供しているケースも。

  • 様々な研修動画を試してみたい。
  • 営業社員それぞれが自身の課題に合わせて動画を視聴できるようにしたい。

という企業様はサブスクで営業研修動画サービスを契約し視聴すると良いでしょう。

また、動画の購入とレンタル・サブスクそれぞれのプランでサービスを提供している企業もあります。

まずはレンタルやサブスクで動画を試してみて、継続的に利用したいものだけ購入するというのも選択肢の一つです。

費用感は、1人当たり1000円~4000円程度で1週間や1ヶ月の動画視聴ができるというのが相場です。

営業研修動画をレンタル・サブスクで提供している企業としては、下記のような企業が挙げられます。

株式会社Schoo

法人及び個人向けに学びや教育に繋がる動画コンテンツをサブスクで提供。

契約をすると、7000本以上の動画が視聴可能になります。

KIYOラーニング株式会社

月額200円/名~という安価な金額で動画研修が受け放題になるサービスを提供しています。

大企業からベンチャー企業まで幅広い企業での導入実績があります。

営業研修動画を外注で制作する

次に、自社独自の営業研修動画を外注で制作するという方法もあります。

既存の研修動画を利用するわけではないため、自社独自のノウハウや課題に合わせて最適な研修動画を作成することができます。

ニッチな商品を扱うメーカーなど、より専門的な営業研修が必要となる場合は自社独自の営業研修動画を制作するのも良いでしょう。

動画の制作を外注することで、研修動画を作成するスキルやノウハウがない企業でも質の高い動画の作成が可能になります。企画や撮影、編集等の大変な業務を効率よく進めることが可能です。

ただし、当然ながら外注で制作を行うとその分費用も発生します。

費用感としては、1動画当たり数万円~数十万円程度で、動画の内容や時間によって大きく変動します。

営業研修動画を制作している企業としては、下記のような企業が挙げられます。

Crevo株式会社

様々な目的に合わせて動画を制作する制作会社です。

研修向け動画コンテンツの制作実績も多く、信頼して依頼できます。

株式会社エルモ

製造業や製薬、医療機器メーカに特化した動画制作を行っている制作会社です。

ニッチで専門的な商品を扱うような企業様にはオススメです。

営業研修動画を自社で制作する

最後に、営業研修動画を自社で制作するという方法もあります。

近年はスマートフォンの性能も向上していますので、社内の講師の方が喋った内容をスマートフォンで撮影するだけでも十分な研修コンテンツになります。

編集もこだわらなければ無料の動画編集ソフト等を使って手軽に営業研修動画が制作可能です。

一方でやはり、社内で営業研修動画を作ろうとすると、声が聞き取りにくかったり、動画に無駄な間があったり、内容が冗長になってしまったりするリスクもあります。編集にこだわろうとすると、担当者で編集をするための時間がかなりかかってしまったり、頑張ってもクオリティが低くなってしまったりすることも。

営業研修動画にある程度のクオリティを求めるのであれば、餅は餅屋の考え方で外部に制作を依頼することをオススメします。

ただ、「社内研修を動画でも撮影しておく」という方法であれば、動画用に新たに研修内容を企画する必要もないですし、費用も掛けずに可能です。まずはこのような方法から試してみるのも良いでしょう。

他にも、外部に依頼するほどでもない簡単なノウハウや情報を伝えるために動画を自身で撮影して共有するというのは組織全体で営業力を向上させるために効果的です。

まとめ

今回の記事では、営業研修で動画を活用する方法や、メリットとデメリット、費用感、よくある研修内容などについて解説いたしました。

営業研修で動画を活用することで、研修費用を抑えつつ、社内メンバーの営業力アップが期待できます。

最近ではサブスクで安価に様々な営業研修動画が見放題で視聴できるサービスもあるので、営業に課題を感じている企業様はぜひ活用してみてください。

ただし、動画での営業研修には限界もあるため注意が必要です。研修は一方的なものになりやすく、飽きてしまいやすいのは大きなデメリットです。

自社に合わせて最適な営業研修をプランニングしたいという方は、外部への対面研修やオンライン研修の委託も検討してみてください。

弊社CLF PARTNERS株式会社では、様々な企業への営業支援を行っており、支援社数350社以上、半年以上の継続率96.5%の実績がございます。営業コンサルで培われた超実践型研修も行っており、研修後は現場での伴走支援までお任せください。

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この記事の監修者

CLF PARTNERS株式会社
代表取締役社長 松下 和誉

大学卒業後、大手総合系コンサルティングファームに入社。最年少で営業マネジャーに就任。中小企業から大手企業まで幅広くコンサルティング業務を実施。また、文部科学省からの依頼を受け、再生機構と共に地方の学校再生業務にも従事。 その後、米Digital Equipment Corporation(現ヒューレットパッカード)の教育部門がスピンアウトした世界9ヵ国展開企業のJAPAN営業部長代行として国内の最高売上に貢献。 現在は関連会社12社の経営参画と支援を中心に、グループの軸となるCLF PARTNERS㈱ではVC出資ベンチャー企業、大企業の新規事業の支援に従事
公式Xアカウント:https://x.com/clf_km


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