マーケティング

「営業の数字が伸び悩んでいる」
「属人的な営業から脱却したい」
「もっと効率的に見込み客を獲得したい」
このような営業課題を抱えながらも、「どの営業ツールを選べばよいか分からない」と悩んでいる営業担当者やマネージャーの方は多いのではないでしょうか。
実際に、営業ツールは数百種類も存在し、CRM、SFA、MA(マーケティングオートメーション)など専門用語も多く、どれを選べばよいか判断に迷ってしまいます。
そんな問題を解決するために、本記事では営業プロセス別におすすめツールを厳選し、選び方のポイントまで詳しく解説します。
分類 | ツール名 | 特徴 |
---|---|---|
CRM | Salesforce | ・世界No.1クラウド型CRM ・AI「Agentforce」で営業自動化 ・AppExchangeで拡張性抜群 |
HubSpot | ・営業・マーケ ・CSを一元化 ・無料プランあり ・1,700以上のアプリ連携 | |
Zoho CRM Plus | ・15ツール一体型CRM ・AIアシスタントZia搭載 ・30日間無料トライアルあり | |
SFA | eセールスマネージャー | ・シングルインプット設計で効率化 ・ユーザー満足度93.8% ・業界問わず導入実績 |
SAP SFA | ・生成AIで営業自動化 ・SAP基幹系と連携可能 ・多業界で実績多数 | |
JUST.SFA | ・純国産 ・ノーコード対応 ・直感的操作性 ・高い柔軟性とサポート | |
MA | Marketo | ・Adobe提供 ・AI活用型 ・パーソナライズ自動化 ・グローバル導入実績5,000社 |
BowNow | ・無料から使える国産ツール ・ABMテンプレ搭載 ・14,000社以上に導入 | |
DSR | Showpad | ・AIで最適コンテンツ提案 ・3D・360°ショールーム対応 ・売上17%増の実績 |
Repsly | ・AI画像認識で棚分析 ・SKU精度98% ・リアルタイムデータで販促 | |
CTI | MiiTel | ・AIトーク解析で営業改善 ・ChatGPT要約機能付き ・CRM/SFAと自動連携 |
InfiniTalk | ・Asteriskベースで高拡張性 ・SMS・音声テキスト化対応 ・クラウド/オンプレ選択可 | |
名刺管理 | Sansan | ・法人向けNo.1 ・名刺+人脈+企業情報を一元管理 ・営業効率大幅向上 |
SKYPCE | ・国産高セキュリティ ・150万社データ搭載 ・全作業国内完結 | |
オンライン商談 | Zoom | ・世界標準 ・AI Companion搭載 ・商談要約・翻訳など自動化 ・多言語・多デバイス対応 |
bellFace | ・電話ベースで簡単接続 ・録画・スクリプト ・金融業界に強み | |
企業分析 | SPEEDA | ・企業×業界レポートが豊富 ・AIで課題提示 ・調査時間を大幅短縮 |
Musubu | ・140万件以上の精度高いDB ・直感操作で営業リスト作成 ・中小企業にも導入実績 |
自社の営業プロセスや課題に合わせて最適なツールを選定し、営業組織の強化を実現したい方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
営業ツールが重要な理由
営業成果を伸ばすには、属人化を防ぎ、プロセスを標準化・可視化する仕組みづくりが欠かせません。営業ツールを活用することで、再現性のある営業活動が実現できます。ここでは、営業ツールがもたらす3つの導入効果を解説します。
営業活動の効率化につながる
営業ツールの導入は、営業活動の効率化に直結し、チーム全体の生産性向上を実現します。これは、営業ツールによって手作業や非効率な業務が自動化・最適化されるためです。
例えば、顧客情報の管理や更新作業が自動化されることで、データ入力にかかる時間を大幅に削減できます。また、見込み客へのアプローチも一斉配信機能により効率化されます。さらに、営業活動の進捗状況が可視化されることで、最適なタイミングでのフォローアップも可能です。
実際に、製造業を対象とした調査では、以下のような結果が報告されています。
- 一斉メール配信ツール:ユーザーの84.7%が「役立っている」と回答
- マーケティングオートメーション(MA):約78%が効果を実感
このように、営業ツールは現場で高い効果を発揮しており、営業活動の効率化において欠かせない存在となっています。
参考:PR TIMES
営業プロセスの標準化・属人化防止に役立つ
営業ツールの導入により、営業プロセスの標準化が進み、属人的な営業スタイルから組織的な営業体制へと移行することが可能になります。
これは、営業ツールが営業活動の各工程をシステム化し、誰もが共通の手順で業務を進められる仕組みを構築できるためです。従来の営業は、個人のスキルや経験に依存する部分が多く、担当者によって成果にばらつきが見られました。しかし、ツールを活用することで、こうした課題を解消できます。
例えば、以下のような標準化が実現します。
- 顧客へのアプローチ方法やタイミングの統一
- 商談進捗の管理手法の共通化
- 営業資料やトークスクリプトの一元管理
- 成功事例の分析と横展開の仕組み化
これにより、新人営業担当者でもベテランと同様のプロセスで営業活動を遂行でき、チーム全体のパフォーマンス向上と安定した成果の創出が可能になります。
成果の可視化と改善施策の立案がしやすくなる
営業ツールの導入により、営業成果の可視化が可能となり、データに基づいた効果的な改善施策の立案が実現します。
これは、営業ツールが営業活動に関する多様なデータを自動で収集・分析し、成果をリアルタイムで数値化する仕組みを備えているためです。
従来の営業管理では、担当者の報告に依存した定性的な情報が中心で、客観的な分析が難しい状況にありました。しかし、ツールを活用することで、精度の高い定量的な判断材料を得ることができます。
具体的には、以下のような可視化と分析が可能です。
- 営業担当者ごとの成約率や売上実績の比較
- 商談段階ごとの滞留期間と課題の明確化
- 顧客の行動パターンや購買意欲の変化の把握
- マーケティング施策の効果測定とROI(投資対効果)の算出
これらのデータを活用することで、成果の上がりにくいプロセスの特定や、高成果者の成功パターンの抽出が可能となり、継続的な営業改善につながります。
営業ツールの種類
一口に「営業ツール」といっても、その役割や活用シーンはさまざまです。ここでは代表的な8種類を取り上げ、それぞれの特徴や導入目的について紹介します。
ツール名 | 特徴 | 導入目的 |
---|---|---|
CRM(顧客関係管理) | 顧客情報や商談履歴を一元管理し、顧客対応の質を向上できる | 顧客との関係構築や継続的なアプローチを効率化し、売上アップにつなげる |
SFA(営業支援) | 営業活動の進捗を可視化し、プロセス全体を管理できる | 営業の属人化を防ぎ、再現性のある営業プロセスを構築する |
MA(マーケ自動化) | 見込み客への情報提供を自動化し、営業につなげるタイミングを最適化 | 見込み客の育成を効率化し、商談化・受注率を向上させる |
DSR(セールスルーム) | 提案書や資料をまとめて共有でき、顧客の閲覧状況を可視化できる | 提案活動を効率化し、顧客の関心に応じた対応を可能にする |
CTI(電話営業支援) | 電話とPCを連携し、通話情報の管理や対応の質を向上させる | 電話営業の効率化と対応品質の均一化を実現する |
名刺管理ツール | 紙の名刺をデジタル化し、情報共有や検索がしやすくなる | 顧客情報の活用と社内連携の強化、名刺情報の資産化 |
オンライン商談ツール | インターネットで資料共有や商談が可能になり、移動の手間を省ける | 遠隔でも高品質な商談を実現し、営業機会を逃さない |
企業分析ツール | 企業情報を調査・整理し、事前準備や提案内容の最適化に役立つ | 顧客理解を深め、適切な提案とリスク回避を可能にする |
CRM(顧客関係管理ツール)
CRM(顧客関係管理ツール)は、顧客情報や過去の商談履歴、問い合わせ内容などを一元管理するツールです。顧客との関係性を可視化し、最適なタイミングで適切なアプローチが可能になります。営業担当者ごとの属人的な管理から脱却し、組織として顧客対応の質を高められるのが大きなメリットです。
蓄積されたデータをもとに分析やセグメント分けができるため、継続的な関係構築やクロスセル・アップセルにも有効です。
SFA(営業支援ツール)
SFA(営業支援ツール)は、営業活動の進捗を管理・可視化し、営業プロセス全体を効率化するためのツールです。アポイント数や商談ステータス、受注率などをリアルタイムで記録・共有でき、営業マネージャーが現場状況を把握しやすくなります。
成約に至るまでのプロセスを分析することで、営業のボトルネックや成功要因を明確にし、再現性のある営業スタイルを組織全体に展開することが可能です。
MA(マーケティングオートメーション)
MA(マーケティングオートメーション)は、見込み顧客の育成(リードナーチャリング)を自動化し、効率的に商談化を促すツールです。メール配信、スコアリング、Web閲覧履歴のトラッキングなどを通じて、顧客の興味関心に合わせたタイミングで最適な情報を提供します。
営業とマーケティングの連携を強化し、温度感の高いリードを営業部門にスムーズに引き渡すことで、商談化率と受注率の向上を支援します。
DSR(デジタルセールスルーム)
DSR(デジタルセールスルーム)は、顧客とのやり取りをオンラインで完結できるセールス専用の共有空間です。提案書、動画、見積書などの資料を一括で管理・共有でき、顧客側の閲覧状況や反応をトラッキングすることも可能です。
特にBtoB営業やリモートセールスでの活用が進んでおり、関係者が多い大手企業への営業でも効果的。営業プロセスの効率化だけでなく、顧客体験の向上にも寄与します。
CTIツール(電話営業支援)
CTIツール(電話営業支援)は、電話とPCを連携させ、営業の電話業務を効率化する支援ツールです。顧客からの着信時に自動で顧客情報を表示したり、通話履歴やメモをCRMと連携させたりできるため、より質の高い応対が可能になります。
インサイドセールスやテレアポ業務において、架電効率の向上やスクリプト活用による対応品質の均一化に効果を発揮します。
名刺管理ツール
名刺管理ツールは、紙の名刺をスマートフォンやスキャナでデジタル化し、クラウド上で一元管理するツールです。OCR(文字認識)による読み取り精度が高く、顧客情報としてすぐにCRMやSFAに連携できる製品も多数あります。
人脈の可視化や名刺の共有によって社内連携もスムーズに。営業担当者が異動・退職した場合でも、顧客接点を失わずに引き継ぎが可能になるのが大きな利点です。
オンライン商談ツール
オンライン商談ツールは、インターネットを通じて、遠隔地にいる相手と画面を共有しながら商談を進めるためのツールです。資料の提示や会話の録音、メモの共有などが可能で、移動時間を削減しつつ高品質な営業対応を実現します。
対面が難しい場合でも、相手の表情や反応を見ながら進められる点で、従来の電話よりも優れた商談環境を構築できます。
企業分析ツール
企業分析ツールは、営業先や取引候補の企業情報を調査・整理し、営業活動の計画に役立てるためのツールです。企業の規模、業績、関連ニュースなどを把握することで、相手に合った提案がしやすくなります。
事前に十分な情報を得ておくことで、信頼性のある対応が可能となり、商談の成功率向上にもつながる重要な準備ツールのひとつです。
営業のどの場面で何を使う?課題別・場面別おすすめ営業ツール一覧
「この課題にはどのツール?」と悩んでいる方のために、営業プロセスを3段階に分けてツールを整理しました。見込み客獲得・育成・商談の各ステップでご紹介します。
顧客獲得|見込み客を集めたいなら「MAツール+企業分析ツール」
新規見込み客の獲得段階では、「量」と「質」の両面からアプローチすることが重要です。
まず、企業分析ツールで「質の高いターゲット企業」を効率的に特定し、その後MAツールで「大量のリードに対する継続的なアプローチ」を自動化します。
この2段階のアプローチにより、従来の属人的な営業活動では困難だった「戦略的かつ効率的な見込み客獲得」が実現可能です。
期待できる成果の改善
- リード獲得数:自動化により大幅な効率化を実現
- リード品質:事前調査により商談化率が向上
- 営業工数:手作業からの脱却で大幅な時短を実現
この段階で重要なのは、「見込み客の母数を増やしつつ、質も担保する」ことです。企業分析で無駄なアプローチを排除し、MAで継続的な関係構築を行うことで、営業チームがクロージングに集中できる環境を整えられます。
顧客育成|購買意欲を高める「CRM+名刺管理」
見込み客の購買意欲を段階的に高める育成段階では、「継続性」と「個別対応」の両立が成功のポイントです。
CRMで企業全体との長期的な関係性を管理しながら、名刺管理ツールで個人レベルの細かなフォローを実現します。この組み合わせにより、「一度きりの提案」から「継続的な信頼関係構築」へとアプローチを転換できます。
期待できる営業成果の変化
- 商談期間:関係構築の効率化により短縮
- 失注率:適切なタイミングでの提案により低下
- 顧客満足度:向上により紹介案件の増加
この段階のポイントは、「相手のタイミングに合わせた提案」です。CRMで全体的な企業動向を把握し、名刺管理で個人の関心事や決裁権限を理解することで、最適なタイミングでの提案が可能になります。
商談|成約率を高める「SFA+オンライン商談+CTI+DSR」
商談段階では「成約確度の最大化」と「営業効率の向上」を同時に実現する必要があります。
SFAで商談全体を統括管理しながら、3つのサポートツールがそれぞれ異なる角度から商談の質を向上させます。この体制により、「勘と経験」に頼った営業から「データと戦略」に基づく営業へと進化できます。
各ツールがもたらす期待効果
- 成約率向上:SFA + DSRによる精密な進捗管理で大幅改善
- 商談効率化:オンライン商談の活用で移動時間を大幅削減
- 対応品質向上:CTIによる通話分析で提案精度が向上
この段階で最も重要なのは、「商談の再現性」を高めることです。成功パターンをデータ化し、チーム全体で共有することで、トップセールスの手法を組織全体に展開できるようになります。
【CRM】おすすめの営業ツール3選
顧客との関係構築や管理に欠かせないのがCRM。企業規模や業種に応じた選定が重要です。ここでは機能性や導入実績に優れた代表的な3ツールを厳選してご紹介します。
Salesforce

出典:Salesforce
Salesforceは、世界No.1シェアを誇るクラウド型CRM営業ツールです。AI機能「Agentforce」により営業活動を自動化・効率化。セールス、マーケティング、カスタマーサービスを一元管理でき、部門連携と顧客情報の統合が可能です。
豊富なカスタマイズ機能で業種・企業規模を問わず対応。AppExchange経由で数千のアプリと連携でき、高い拡張性も魅力です。導入企業では成約率50%、顧客満足度52%の向上を実現し、成果を生む営業ツールとして高評価を得ています。
機能 | ・顧客情報一元管理 ・商談履歴追跡 ・活動記録 ・パイプライン管理 ・売上予測 ・商談ステージ管理 ・Agentforce(自律型AIエージェント) ・予測分析 ・AppExchange(数千のアプリ連携) ・API連携 |
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料金 | ・Starter Suite:3,000円/月 ・Pro Suite:12,000円/月 |
HubSpot

出典:HubSpot
HubSpotは、マーケティング・営業・カスタマーサービスを統合したAI搭載のCRM営業ツールです。単一プラットフォームでリード獲得から顧客管理まで一元化でき、部門連携を強化します。Breeze Agentsによる自動化で案件創出や顧客対応を効率化。
1,700以上のアプリと連携可能で、既存システムとの統合も容易です。無料版から始めて段階的に機能拡張できるため、導入リスクを抑えて営業組織の変革を推進。日本語サポートと導入支援も充実しています。
機能 | ・顧客情報一元管理 ・営業パイプライン管理 ・メールマーケティング ・リード スコアリング ・オムニチャネルマーケティング自動化 ・カスタムレポート作成 ・1,700種類以上のアプリ連携 |
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料金 | ・Professional:¥96,000/月(3シート) ・Enterprise:¥432,000/月(5シート) |
Zoho CRM Plus

出典: Zoho
Zoho CRM Plusは、営業・マーケティング・サポートに必要な15のツールを統合したCRM営業ツールです。AIアシスタント「Zia」による予測分析や最適な連絡タイミングの提案で、データに基づく営業を支援。
全ツールを自社開発しているため連携がスムーズで、部門間のサイロ化を解消します。1,000以上の外部アプリと連携可能で既存システムとの統合も簡単。30日間の無料トライアルがあり、年間契約なら月額6,840円と高いコストパフォーマンスを実現。中小から大企業まで幅広く対応します。
機能 | ・CRM/SFA(顧客管理・営業支援) ・Web接客 ・訪問者トラッキング ・カスタマーサポート ・問い合わせ管理 ・プロジェクト管理 ・メールマーケティング ・MA(マーケティングオートメーション) ・SNS管理 ・アンケート作成 ・BI・業務分析 ・ウェビナー配信 ・イベント運営管理 ・AIアシスタント「Zia」 ・1,000以上の外部アプリ連携 |
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料金 | 年間契約:¥6,840/月 1ユーザー |
【SFA】おすすめの営業ツール3選
営業活動の進捗を可視化し、属人化を防ぐSFAツール。営業の管理・改善を行いたい企業には必須の存在です。ここでは、特に人気の高い3つのSFAを紹介します。
eセールスマネージャー

出典:eセールスマネージャー
eセールスマネージャーは、営業情報の属人化を防ぎ、活動の見える化を実現するSFA営業ツールです。シングルインプット・マルチアウトプット設計で、一度の入力が全機能に反映され、業務負荷を軽減。
専任アドバイザーによる4体制のサポートで定着までを支援し、ユーザー満足度は93.8%。AIコンシェルジュも搭載し、営業プロセスの標準化と効率化を推進。機械・商社・IT・サービス業など、業界を問わず多くの企業に導入されています。
機能 | ・顧客管理 ・名刺管理 ・案件管理 ・商談管理 ・予実管理 ・グラフ分析 ・タイムライン(社内SNS) ・スケジュール管理 ・外部システム連携 ・ターゲティング・分析機能 |
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料金 | ・Basic:¥3,500/月・1ユーザー(5-30名) ・Enterprise:¥11,000/月・1ユーザー(31名~) |
SAP SFA

出典:SAP SFA
SAP Sales Cloudは、AI駆動のエンタープライズ向けSFA営業ツールです。生成AIによるガイドセリングとパイプライン予測で営業業務を自動化・効率化。SAP S/4HANA Cloud Public Editionと統合し、リードから入金まで一貫した業務プロセスを構築可能です。
スコアリング機能が優先案件を自動で特定し、AIの提案で営業戦略を最適化。オンライン・オフライン問わず同期でき、建設・ソフトウェア・小売・金融など多業界で豊富な導入実績があります。
機能 | ・AI駆動型セールスオートメーション ・組み込み生成AI機能 ・ガイドセリング ・パイプライン予測管理 ・スコアリング機能 ・顧客統合ビュー ・動的訪問計画 ・リアルタイム顧客アナリティクス ・リスク分析 ・予測機能 |
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料金 | 要問合せ |
JUST.SFA

出典:JUST.SFA
JUST.SFAは、ジャストシステムが提供する純国産のSFA営業ツールです。ノーコード対応で、ドラッグ&ドロップのみで自社専用のSFAを構築可能。新規開拓からルートセールスまで幅広い営業スタイルに対応し、企業の成長に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。
視認性・操作性に優れ、年齢問わず使いやすい設計。検討から定着まで全フェーズを支えるサポート体制も整備。豊富なAPI連携で営業のデジタル化を推進します。
機能 | ・ノーコードSFA構築 ・顧客管理 ・案件管理 ・営業プロセス管理 ・売上予測 ・スケジュール管理 ・リアルタイムデータ集計 |
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料金 | 要問合せ |
【MA】おすすめの営業ツール2選
MA(マーケティングオートメーション)は、見込み客の育成やアプローチの自動化に役立つツールです。ここでは、初心者から上級者まで幅広く対応できるMAツールをピックアップしました。
Marketo

出典:Marketo
Adobe Marketo Engageは、世界5,000社以上が導入するAI活用型マーケティングオートメーションツールです。BtoB・BtoC両方で成果を発揮し、パーソナライズされた顧客エンゲージメントと予測可能な収益成長を実現します。
生成AIでメールやLP、ウェビナーの作成を効率化し、700社以上のパートナー連携やMarketing Nationで常に最新ノウハウを習得可能です。セールスとマーケティングを完全同期させ、リード創出から収益化までを一貫支援します。
機能 | ・AI活用マーケティングオートメーション ・オムニチャネルキャンペーン管理 ・アカウントレベル顧客プロファイル ・高精度セグメンテーション ・パーソナライズコンテンツ配信 ・生成AIツール(メール・LP・ウェビナー作成) ・CRMネイティブ統合 ・セールスインテリジェンス ・マーケティング分析 |
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料金 | 要問合せ |
BowNow

出典:BowNow
BowNowは、14,000社以上に導入されている国産マーケティングオートメーションツールです。無料プランから始められ、初心者でも扱いやすいシンプル設計が特徴です。専任担当による導入支援と運用サポートも充実しています。
ABMテンプレートで即活用が可能、複雑な設定は不要。必要最低限の機能と直感的な操作性により、専任担当のいない企業でもスムーズに運用できます。スモールスタートから段階的に拡張できる料金体系で、中小企業から大企業まで幅広く対応します。
機能 | ・MA基本機能 ・企業解析(アクセス解析) ・個人解析 ・フォーム作成 ・ターゲットリスト作成 ・メール配信 ・セグメントメール ・ステップメール ・ノーコードLP作成 ・チャットボット作成 |
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料金 | ・フリープラン:月額0円 ・スタンダードプラン:月額36,000円 ・エンタープライズプラン:個別相談 |
【DSR】おすすめの営業ツール2選
営業資料の共有やコンテンツ管理に最適なのがデジタルセールスルーム(DSR)。オンライン営業の質を上げたい方におすすめのツールを2つご紹介します。
Showpad

出典:Showpad
Showpadは、三菱・富士フイルム・ダウなど1,200社以上が導入するAI搭載セールスイネーブルメントツールです。Showpad eOS®により、営業とマーケティングが連携し、3Dモデルや360°ショールームで購買体験を強化。共有スペースで意思決定者との協働を促し、商談サイクルを短縮します。
AIが文脈に応じた最適なコンテンツを提供し、65以上の統合機能で既存ワークフローにスムーズに対応。導入1ヶ月で売上17%増、営業担当者の90%が時間節約を実感しています。
機能 | ・AI搭載セールスコンテンツ管理 ・3Dモデル ・360°没入型ショールーム ・デジタル販売ルーム(共有スペース) ・バイヤーエンゲージメント分析 ・トレーニング・コーチング(Showpad Coach) ・多言語対応(16言語) |
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料金 | 要問合せ |
Repsly

出典:Repsly
Repslyは、80ヶ国・1,000チーム以上に導入されている小売実行プラットフォームです。AI画像認識「ShelfScan」により、、監査時間を最大50%短縮、SKU精度は最大98%を実現します。
マーチャンダイジング、フィールドセールス、プロモーションを一元管理し、リアルタイムで棚レベルの売上を改善。GPS最適化やデータ駆動型コーチング、SNS型フィードで現場と本社の連携を強化します。
機能 | ・AI画像認識技術(ShelfScan) ・直感的モバイルアプリ ・リアルタイムパフォーマンス追跡 ・マーチャンダイジング管理 ・プランオグラムのコンプライアンス ・在庫状況管理 ・競合他社追跡 ・フィールドセールス機能 |
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料金 | 要問合せ |
【CTI】おすすめの営業ツール2選
電話営業の効率化や成果の見える化に役立つのがCTIツール。コール件数や通話内容の分析を通じて、電話営業の精度を高めたい方にぴったりです。
MiiTel

出典:MiiTel
MiiTelは、累計ユーザー11万人・3,000社以上に導入されているAI搭載のトーク解析CTIツールです。Forbes AI50(2023)唯一のアジア選出企業であり、総務大臣賞も受賞。
電話・Web会議・対面での会話をAIが自動録音・文字起こし・分析し、話速や沈黙などを定量評価してセルフコーチングを支援します。
CRM/SFA連携で通話と顧客データを自動紐付けし、営業ノウハウの属人化を解消。スマホ対応でリモート環境でも活用可能です。
機能 | ・AI音声解析 ・自動採点 ・自動録音 ・文字起こし ・議事録自動生成 ・ChatGPT要約機能 ・リアルタイムモニタリング ・CRM/SFA自動連携 ・感情分析 |
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料金 | 要問合せ |
InfiniTalk

出典:InfiniTalk
InfiniTalkは、48業種・400社・10,000席以上の導入実績を持つ、Asteriskベースのクラウド型CTI営業ツールです。PBX、ACD、通話録音、CMS機能を統合し、多機能IVRや音声テキスト化によりカスタマーサポートの効率化を実現。
Salesforceやkintoneとの連携で顧客管理を一元化し、SMS機能によって接点を広げます。クラウド・オンプレミスの選択が可能で、5席から柔軟に導入・拡張できるのも特徴です。リモートワーク対応で在宅コールセンターにも最適です。
機能 | ・PBX ・ACD ・通話録音 ・CMS機能 ・多機能IVR ・音声テキスト化(AI VOC) ・CRM連携(Salesforce・kintone) ・SMS連携 ・シートマップ(座席表) ・詳細レポート ・リアルタイムモニタリング・オートコール |
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料金 | 基本プラン:月額35,800円(初期費用0円) |
【名刺管理】おすすめの営業ツール2選
営業現場では、もらった名刺をどう活用するかが成果に直結します。ここでは、名刺情報のデジタル管理とCRM連携に強みを持つツールを紹介します。
Sansan

出典:Sansan
Sansanは、法人向け名刺管理市場でシェアNo.1を誇る営業DXツールです。名刺・企業情報・営業履歴を一元管理し、全社で共有することで売上拡大とコスト削減を同時に実現します。
名刺を99.9%の精度でデータ化し、100万件超の企業情報を搭載。人脈の可視化で新たな商機を発見し、名刺業務を月3.5時間、商談準備を43分から15分に短縮。外部連携やメール配信でマーケティングも支援します。
機能 | ・100万件超企業情報搭載 ・全社人脈共有 ・自動名寄せ機能 ・人脈可視化 ・商談管理 ・営業リスト作成 ・メール配信機能 ・外部システム連携(SFA/CRM/MA) ・Sansan Data Hub |
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料金 | 要問合せ |
SKYPCE

出典:SKYPCE
SKYPCEは、Sky株式会社が提供するセキュリティ重視の国産名刺管理ツールです。AI-OCRとオペレーター確認により99.9%の精度で名刺をデータ化し、全作業を国内で実施。
150万社分の企業データベースを搭載し、営業戦略を支援します。NTTデータ ビジネスシステムズやJFEコンテイナーなどで導入され、営業情報の可視化と全社共有を実現。SKYSEA Client Viewとの連携でセキュリティも強化。名刺データの完全返却保証で移行も安心です。
機能 | ・150万社企業データベース ・営業活動記録 ・全社共有機能 ・ダッシュボード分析 ・一斉メール配信 ・Salesforce連携 ・オンライン名刺交換 ・スキャナー一括取込 |
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料金 | 要問合せ |
【オンライン商談】おすすめの営業ツール2選
オンラインでの商談が主流となる中、対面に近いコミュニケーションを実現するツール選びは重要です。導入しやすく、多機能なツールを2つ厳選しました。
Zoom

出典:Zoom
Zoomは、世界標準のAI搭載オンライン商談ツールです。AI Companion 2.0により、アジェンダ作成・要約・アクション抽出を自動化し、商談効率を大幅に向上させます。
利用企業の95%がパフォーマンス向上、93%がエンゲージメント向上を実感。HD音声・映像、多言語字幕、チャット機能で国内外の円滑な商談を支援します。Microsoft 365やSlackなどとも連携可能で、デバイスを問わず柔軟に利用可能です。
エンタープライズ級のセキュリティで機密商談にも対応します。
機能 | ・AI Companion 2.0 ・ビデオミーティング ・多言語字幕翻訳 ・継続的ミーティングチャット ・画面共有 ・ホワイトボード ・レコーディング ・クラウドストレージ ・外部システム連携 |
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料金 | ・ベーシック:無料(40分/100名まで) ・プロ:月額$13.33/ユーザー(年間払い) ・ビジネス:月額$18.33/ユーザー(年間払い) |
bellFace

出典:bellFace
bellFaceは、金融業界シェアNo.1・3,800社以上に導入されている電話面談特化型営業ツールです。電話で5秒接続、アプリ不要でネットが苦手な顧客にも対応可能です。
録音・録画、スクリプト、資料共有、クラウドサイン連携で商談から契約までを完結します。ISO27001/27017認証の高セキュリティで、大手金融機関も安心。専任カスタマーサクセスとともに営業DXを推進します。
機能 | ・5秒簡単接続(電話音声+画面共有) ・録画機能 ・トークスクリプト表示 ・画面共有 ・各種ツール連携(Slack・ChatWork) ・クラウドサイン電子契約連携 ・商談分析機能 |
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料金 | 要問合せ |
【企業分析ツール】おすすめの営業ツール2選
効率よくアプローチするには、見込み企業の選定がカギ。企業分析ツールを活用すれば、業績や成長性などを事前に把握でき、商談の質が一気に高まります。
スピーダ

出典:スピーダ
SPEEDAは、2,000社以上に導入されている経済情報プラットフォーム営業ツールです。1,200万社以上の企業データや3,000本超の業界レポートを搭載し、AIが企業課題の提示やセールストークの自動生成を行います。
富士通・リコー・TOPPANなどで幅広く活用され、91%が調査時間削減、84%が戦略精度向上、80%が営業準備時間の短縮を実現しています。100名以上の専門チームによる支援で、競合分析は30分、資料作成は3分で完了できるツールです。
機能 | ・1,200万社グローバル企業データ ・560業界市場データ ・1,800種類企業特徴データ ・AI企業課題サジェスト ・セールストーク自動生成 ・決算サマリー自動分析 ・M&A情報 ・ビジネスモデルレポート90種類 |
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料金 | 要問合せ |
Musubu

出典:Musubu
Musubuは、18万社・18万ユーザーに導入されている企業情報データベース営業ツールです。140万件以上の高精度なデータベースにより、上場・未上場を問わず正確なターゲティングが可能です。
業種や地域、売上、従業員数、求人情報など多彩な検索軸で見込み顧客をスピーディーに絞り込めます。シンプルで直感的な操作により、営業リストの作成時間も大幅に短縮できます。
機能 | ・140万件以上企業情報データベース ・上場・未上場企業高精度データ ・豊富な検索軸 ・営業リスト自動作成 ・外部ファイル一括登録 |
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料金 | ・フリープラン:0円(30件/月、1ヶ月) ・標準プラン:3ヶ月55,000円~/月(3,000件) ・単月プラン:スモール60,000円~/月(1,000件) |
営業ツールの選び方
どんなに優れたツールでも、自社に合わなければ意味がありません。ここでは、営業ツールを選定するうえで必ずチェックすべき3つの観点をご紹介します。
営業ツール導入の前に、自社の営業フローを整理する
営業ツールを導入する際は、まず自社の営業プロセスと抱えている課題を整理することが大切です。リード獲得からアポイント設定、商談、受注後のフォローアップまで、それぞれのフェーズでどこに課題があるのかを明確にしましょう。
例えば、「見込み客リストの作成に時間がかかる」といった課題には、企業データ分析に強いツールが役立ちます。一方で、「商談の進捗が管理しきれない」という場合は、CRMやSFA機能を重視すべきです。
こうした課題を洗い出すことで、自社に本当に必要な機能が見えてきます。結果として、効果的かつ無駄のない営業ツール選定につながります。現場の営業スタッフへのヒアリングを通して、理想の営業フローとのギャップを具体的に確認しておくことが成功のポイントです。
チームのITリテラシーを踏まえたツール選び
どれほど高機能でも、使いこなせなければ営業ツールの意味はありません。営業チームのITリテラシーに合ったツールを選ぶことが、導入の成否を左右します。
例えば、ITスキルが高いチームなら、自由にカスタマイズできる高機能なツールを選び、業務に最適化して活用する方法が向いています。逆に、ITに不慣れなメンバーが多い場合は、誰でも使いやすいシンプルなツールのほうが効果的です。
また、ツール導入時の研修やサポートが整っているかどうかも重要です。たとえITに自信がなくても、導入支援が手厚ければ安心して活用できます。
今必要な機能と、将来を見据えた拡張性
営業ツールを選ぶ際には、目の前の課題だけでなく、将来的な事業の拡大にも対応できるかどうかを見極めることが欠かせません。短期的なニーズだけで選ぶと、後になって機能が不足し、再選定やシステムの移行に時間とコストがかかってしまいます。
まずは、現段階で必要な「必須機能」と、あれば便利な「付加機能」を整理しましょう。企業分析が業務の中心であれば、企業データや業界レポート、AI分析機能などは外せません。
その上で、将来の組織拡大に対応できる柔軟性があるかもチェックしましょう。ユーザー数の追加やチーム単位での利用がしやすいツールであれば、スムーズにスケールできます。
加えて、既存のCRMやMAツールと連携できるかどうかも大切な視点です。データを一元管理できれば、業務効率の向上につながります。
まとめ
営業ツールの導入は、単なる業務効率化にとどまらず、営業組織全体の変革を実現する重要な投資です。CRM・SFA・MAから企業分析ツールまで、各営業プロセスに最適化されたツールを選択することで、属人的な営業から脱却し、再現性の高い営業体制を構築できます。
ツール選定では、自社の営業フロー・課題の明確化、チームのITリテラシー、必要機能と拡張性の3つの観点が重要です。SPEEDAやMusubuなどの企業分析営業ツールは、効率的なターゲティングと商談準備を支援し、営業成果の向上に直結します。
ただし、営業ツールの真価は「正しい運用」にあります。ツール導入と併せて営業プロセスの標準化や組織体制の見直しも必要です。営業変革でお悩みの際は、350社以上の支援実績を持つCLF PARTNERS株式会社にご相談ください。人とAIの力で、貴社の営業成果を最大化いたします。
CLF PARTNERS株式会社は、350社以上の支援実績を持つ営業支援のプロフェッショナル集団として、営業戦略の策定から現場支援、組織改善まで一貫してサポートいたします。営業に関するお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事の監修者

CLF PARTNERS株式会社
代表取締役社長 松下 和誉
大学卒業後、大手総合系コンサルティングファームに入社。最年少で営業マネジャーに就任。中小企業から大手企業まで幅広くコンサルティング業務を実施。また、文部科学省からの依頼を受け、再生機構と共に地方の学校再生業務にも従事。 その後、米Digital Equipment Corporation(現ヒューレットパッカード)の教育部門がスピンアウトした世界9ヵ国展開企業のJAPAN営業部長代行として国内の最高売上に貢献。 現在は関連会社12社の経営参画と支援を中心に、グループの軸となるCLF PARTNERS㈱ではVC出資ベンチャー企業、大企業の新規事業の支援に従事
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