営業研修・教育

「新規事業を立ち上げたいが、何から始めてどう進めればよいか分からない」
「市場調査や事業検証の方法が分からず、失敗リスクを避けたい」
「社内リソースだけでは限界があり、専門的な支援を受けたい」
新規事業の成功には、適切な戦略設計と検証プロセスが不可欠です。しかし、新規事業の創出成功率はわずか45%という現実があり、多くの企業が思うような成果を上げられずにいます。
一方で、外部の専門コンサルティング会社を活用した企業は、成功確率が大幅に向上することが統計的に証明されています。
本記事では、「新規事業に強いコンサル会社10選」として、事業フェーズや業界特性に応じて厳選したコンサルティング会社を紹介します。各社の強み、サービス内容、料金体系を詳しく比較し、コンサル会社選定時の重要ポイントについても解説します。
また、当社CLF PARTNERSでは、事業検証からPMF(プロダクトマーケットフィット)まで一気通貫でサポートする新規事業開発支援を提供しています。
新規事業コンサル選定でお悩みの方は、ぜひ当社の新規事業開発支援をご検討ください。
新規事業はコンサル会社に依頼したほうが成功しやすい理由
新規事業を成功させるには、専門的な支援が欠かせません。というのも、自社単独での取り組みでは成功率が著しく低いためです。
アビームコンサルティングの調査によれば、新規事業を検討した企業のうち、実際に事業化まで至ったのはわずか45%。特にデジタル技術を活用した事業では、成功率が38%まで落ち込んでいます。
こうした低い成功率の背景には、以下の課題があります。
- 市場ニーズの見極めが難しい
- 適切な検証プロセスが整っていない
- 事業化に必要なリソースが不足している
- デジタル技術の活用が複雑である
このような状況を踏まえると、豊富な経験と専門知識を持つコンサルティング会社の支援を受けることが、新規事業の成功確率を高める鍵となります。
参考:アビームコンサルティング、新規事業創出の実態調査を発表
外部支援の有無で「成功確率」が大きく変わるため
新規事業の成功率は、外部支援の活用により劇的に向上します。 なぜなら、専門知識とリソースの補完により、内製だけでは困難な課題を解決できるからです。
中小企業庁の調査によると、マーケティングの各活動において、新事業展開に成功した企業は成功していない企業に比べて、外部リソースを活用している傾向が明確に現れています。
実際に、外部リソースを活用した企業の63.0%が「必要な技術・ノウハウや人材の補完」という効果を実感しており、次のような成果を得ています。
- 市場調査や顧客ニーズ分析の精度向上
- 事業計画策定・検証プロセスの体系化
- マーケティング戦略の効果的な実行
したがって、限られたリソースで確実な成果を求める新規事業においては、専門コンサルティング会社の外部支援を活用することが成功への近道といえます。
参考:中小企業白書 2017
【比較表あり】新規事業に強いコンサル会社10選
新規事業に強いコンサル会社と一口にいっても、支援範囲や強みは大きく異なります。自社に合った支援を受けるには、各社の特徴を把握して比較することが重要です。ここでは代表的な10社をピックアップし、詳しくご紹介します。
社名 | 主な支援領域 | 特徴 | 所在地 |
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CLF PARTNERS | 新規事業開発・営業支援 | PMF重視の高速仮説検証と営業支援 | 東京都品川区 |
電通コンサルティング | 戦略・新規事業・DX支援 | デザイン×ロジカルの共創型支援 | 東京都港区 |
タナベコンサルティング | 経営・新規事業・人材支援 | 15類型の体系支援と実証プロセス | 東京都千代田区 |
リブコンサルティング | 戦略・新規事業・DX支援 | BTCスキル軸の共創スタイル | 東京都中央区 |
AlphaDrive | 新規事業・変革・イノベ支援 | 全員が新規事業経験者の実践知 | 東京都千代田区 |
グローカル | 中小企業特化型コンサル | 50〜500名企業向けの実行可能戦略 | 東京都渋谷区 |
トライズコンサルティング | 新規事業・補助金支援 | 中小企業診断士による定額制伴走 | 千葉県千葉市 |
ドリームインキュベータ | 事業創造・産業プロデュース | プロデュース型支援で枠超え構想 | 東京都千代田区 |
アビームコンサルティング | 総合・新規事業・DX支援 | 独自調査とIT軸で黒字化支援 | 東京都中央区 |
エスエスコンサルティング | 戦略・実行型新規事業支援 | 段階伴走×実行支援×受注構造設計 | 東京都渋谷区 |
CLF PARTNERS株式会社

CLF PARTNERSは、新規事業の構想段階から市場導入まで一気通貫でサポートする専門コンサルティング会社です。 新規事業開発支援では、5つのフェーズ(調査・分析、事業企画・計画、検証・テストマーケティング、プロダクト開発、実行・改善)を各3-4ヶ月で体系的に支援します。
最大の特徴は、PMF(プロダクトマーケットフィット)を目指した戦略設計と、プロトタイプ開発による高速な仮説検証です。
さらに、営業支援に強みを持つ同社が、新規事業の立ち上げ後の販路拡大まで深く入り込んで伴走することで、多くの企業の新規事業成功を実現しています。
これまで、AIチャットボットサービスやDXコンサルティング事業の立ち上げに携わるなど、累計350社・3,000人以上の支援実績を誇り、新規事業に特化した実践的なアプローチが高く評価されています。
事業内容 | 新規事業開発支援、営業支援、営業研修 |
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設立 | – |
本社所在地 | 東京都品川区北品川1-9-7 1015号 |
株式会社電通コンサルティング

出典: 株式会社電通コンサルティング
電通コンサルティングは、電通グループの総合力を活かし、新規事業の成功確率を飛躍的に高める「グロース特化型ファーム」です。
共創型プロジェクトの組成を通じて、顧客・提供価値・ビジネスモデルの精緻化から、組織・人材要件の言語化まで一貫して支援。デザインとロジカルの両面から課題を深掘りし、構想をビジネスへと具体化します。
戦略立案にとどまらず、事業運営の内製化まで支援する実行力が特徴です。電通グループ各社と連携し、探索から実行まで切れ目ない支援体制を構築しています。
事業内容 | 戦略コンサルティング、新規事業開発支援、DX・組織変革支援 |
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設立 | 2006年10月 |
本社所在地 | 東京都港区東新橋1-8-1 |
タナベコンサルティング

出典: タナベコンサルティング
タナベコンサルティングは、創業68年で約200業種・17,000社以上の実績を誇る、新規事業開発に特化したコンサルティング会社です。
企業の状況に応じた4つのプラン(短期集中型・共同プロジェクト型・能力開発型・事業性評価型)を用意し、分析から実行まで一貫して支援します。
最大の特徴は、新規事業の15類型に基づく体系的アプローチと、フィジビリティスタディやテストマーケティングによる実証的な検証プロセスです。
経営戦略から実行まで切れ目なく伴走し、建設業のアグリ事業参入やエンタメ業の体験型店舗展開など、業種を超えた成功実績を持ちます。
事業内容 | 経営コンサルティング、新規事業開発支援、組織・人材開発支援 |
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設立 | 1957年10月16日 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング9F |
リブコンサルティング

出典: リブコンサルティング
リブ・コンサルティングは、「100年後の世界を良くする会社を増やす」をミッションに掲げる、戦略実現型のコンサルティング会社です。
分業ではなく共創型の伴走スタイルで、事業アイデアの創出から事業化までを一貫して支援。独自の事業解像度向上メソッドと、ビジネス・デジタル両面からのアプローチを強みとしています。
また、BTCスキル(ビジネス・テクノロジー・クリエイティブ)を軸とした組織体制の構築から、マーケティング・セリングモデルの設計まで深く関与。トヨタ自動車や三菱商事ロジスティクスなど、大手企業での実績も豊富です。
事業内容 | 戦略実現型コンサルティング、新規事業開発支援、AI・DXコンサルティング |
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設立 | 2012年7月 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋二丁目7-1 東京日本橋タワー29階 |
AlphaDrive

出典: AlphaDrive
AlphaDriveは、「新規事業の成功率を実践知で高める」を掲げる、新規事業開発支援のリーディングカンパニーです。
21,000件のアイデア創出、160社の支援、200件の事業化・会社化といった業界トップクラスの実績を誇り、最大の強みは、全メンバーが社内新規事業の立ち上げ経験を持つ「実践知」にあります。
仕組みづくりから技術起点の事業開発まで一気通貫で支援し、トヨタ「WAVEBASE」、NTTドコモ「はたらく部」、アイシン「AIR」など、大手企業の成功事例を多数創出しています。
事業内容 | 新規事業開発支援、企業変革支援、オープンイノベーション支援 |
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設立 | 2018年2月23日 |
本社所在地 | 東京都千代田区永田町2-17-3 来栖ビル1F |
株式会社グローカル

出典: 株式会社グローカル
グローカルは、中小企業に特化した新規事業開発の専門コンサルティング会社で、これまでに1,000社以上を支援してきました。
アイデア創出から戦略策定、体制構築、営業・マーケティングによる収益化まで一貫して伴走し、リスクを抑えながら最短で収益事業の立ち上げを実現します。
最大の特長は、50~500名規模の企業に精通した「実行可能な戦略」へのこだわり。経営戦略から広報ブランディングまで6領域をカバーし、300社以上のパートナーと連携したワンストップ体制で課題解決に取り組みます。
事業内容 | 中小企業向け戦略コンサルティング、新規事業立ち上げ支援、BPO |
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設立 | 2012年1月11日 |
本社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-18-3 プレミア道玄坂ビル8階 |
株式会社トライズコンサルティング

出典: 株式会社トライズコンサルティング
トライズコンサルティングは、中小企業診断士が運営する認定支援機関として、新規事業の立ち上げを一貫支援する専門ファームです。
戦略立案から社内体制構築、収益化まで実現可能なレベルで計画を練り上げ、国家資格に基づく知見とコーチング型の伴走で納得感のある支援を実現します。
基本方針策定から効果検証までを4ステップで体系化。月額15万円からの定額制、補助金支援、全国オンライン対応など、中小企業に寄り添ったサポート体制が強みです。
事業内容 | 経営コンサルティング、新規事業コンサルティング、補助金・助成金サポート |
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設立 | – |
本社所在地 | 千葉県千葉市中央区弁天1丁目15−3 リードシー 千葉駅前ビル B1F |
ドリームインキュベータ

出典: ドリームインキュベータ
ドリームインキュベータは、「既存の枠を超えた事業創造」をコンセプトに、産業や制度の枠にとらわれない新規事業をプロデュースする独自のビジネスプロデュース会社です。
新規事業支援では、業界を横断した構想力を活かし、大きなビジョンを描いたうえで、構想・戦略・仲間づくり・ルールづくり・社内外ドライブの5ステップで一貫支援します。
最大の特徴は、コンサル型ではなく「プロデュース型」の伴走スタイル。ビジネスプロデューサーが顧客・パートナー・行政などを巻き込み、構想を実行フェーズへ確実に導く力が強みです。
事業内容 | 事業創造支援、戦略コンサルティング、産業プロデュース、事業投資 |
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設立 | 2000年6月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング4F・6F |
アビームコンサルティング

出典: アビームコンサルティング
アビームコンサルティングは、新規事業の黒字化率7.1%という厳しい現実に向き合い、実効性重視の支援を提供する総合コンサルティングファームです。
独自調査に基づき、「生の声の収集」「市場規模の提示」「競争優位性の明確化」「実行体制の構築」の4要諦を軸に支援を構築。
業界に精通した専門家が顧客を明確に定義し、独自フレームで事業性・実現性を検証。アイデア段階から拡大フェーズまで一貫支援し、IT領域の強みを活かして黒字化を確実に実現します。
事業内容 | 総合コンサルティング、新規事業開発支援、DX・IT支援、戦略立案 |
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設立 | 1981年4月1日 |
本社所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
エスエスコンサルティング

出典: エスエスコンサルティング
エスエスコンサルティングは、「戦略×実行の伴走型コンサルティング」を掲げ、新規事業の企画からローンチまでを一貫支援する専門ファームです。
新規事業支援では、「事業の柱づくり」「組織の開発力強化」「ビジネスモデルの進化」を軸に、トライ&エラーを重ねながら事業を構築します。
最大の特徴は、大企業からベンチャーまで多様な支援実績から得た独自ノウハウ。コアバリューの抽出メソッドを活用し、広告印刷企業や製造系ベンチャーなどの具体的な成功事例も豊富です。アイデア創出から受注構造の確立まで、段階的に伴走し収益化を実現します。
事業内容 | 経営戦略コンサルティング、新規事業開発支援、マーケティング・営業支援 |
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設立 | – |
本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1丁目21-5 Sreed EBISU +t 4F |
新規事業コンサル会社の選び方
支援会社を選ぶ際に最も重要なのは、自社のフェーズや業界に合った実績・スタンスを持っているかどうかです。選定時に確認すべきポイントを詳しく解説します。
自社のフェーズに強い実績があるか
新規事業において、コンサルティング会社の得意分野はフェーズによって大きく異なります。構想では戦略力、検証では仮説検証力、事業化では実行力が重視されるためです。
例えば、構想段階では市場分析や事業コンセプトの策定に強い戦略系コンサルが適しています。検証段階では、MVP開発や顧客インタビューなど実行支援に長けた会社が有効です。そして事業化段階では、営業やマーケティング支援に特化したパートナーが求められます。
このため、以下の点を確認しましょう。
- 自社と同じフェーズでの支援実績が豊富か
- 実際の成果やその内容が明示されているか
- フェーズごとの独自ノウハウやフレームワークを持っているか
まずは自社のフェーズを正確に見極め、その段階に強い実績のあるコンサルを選ぶことが成功の第一歩です。
業界特化型か汎用型かを見極める
業界に特化しているか、幅広い業種に対応しているかも重要な判断軸です。業界の知識が深く求められるのか、あるいは異なる分野からのアイデアが必要なのかで、最適なパートナーは変わります。
規制や商慣習、業界構造に詳しい業界特化型は、製薬・金融・建設などに向いています。一方で、汎用型は異業種のナレッジを活用し、従来にない発想を持ち込むことができます。
判断する際は、以下の観点を整理しましょう。
- 既存事業の延長か、新規性の高い領域か
- 業界固有の知識や経験が不可欠かどうか
- イノベーションに対する期待値の高さ
新規事業の方向性に合わせて、業界知見と横断的視野のバランスを見極めることが大切です。
伴走型の支援体制があるか
新規事業は不確実性が高く、計画どおりに進まないことが多いため、継続的に伴走してくれるパートナーが必要です。
従来型のコンサルは戦略立案までで関与が終わることが一般的ですが、伴走型では事業が立ち上がり、成果が出るまで継続的にサポートしてくれます。
次のような観点で確認するとよいでしょう。
- 立ち上げ後のフォロー体制が整っているか
- 実際の営業・マーケ活動まで関与しているか
- 成果に対する責任範囲が明確か
- 月次や四半期単位での振り返りがあるか
表面的な提案だけでなく、長期的に寄り添いながら支援してくれる存在を選ぶことが、新規事業の成功に不可欠です。
新規事業コンサルティングの進め方
「相談したものの、結局何をやってくれるのか分からない」という声も多い新規事業のコンサル支援。ここでは、一般的な新規事業コンサルの進行ステップを5段階に分けて紹介します。
1. 現状分析とヒアリング
新規事業の出発点は、自社の現状を多角的に分析し、事業の土台となる情報を整理することです。なぜなら、自社の強みや市場機会を正確に把握することが、成功の前提条件となるからです。
このフェーズでは、経営層や現場責任者へのヒアリングを通じて、以下の観点を深掘りします。
- 既存事業の収益構造と成長の限界
- 保有する技術、ノウハウ、顧客基盤
- 社内リソースと投資可能な予算規模
- 経営陣の新規事業への期待値と危機意識
加えて、市場トレンド、競合動向、規制環境の変化といった外部環境も調査します。これにより、自社の立ち位置や可能性を客観的に把握でき、以降の戦略策定の精度が大きく向上します。
2. 顧客課題の仮説構築と検証
現状分析を踏まえ、自社および市場の課題を整理し、事業の方向性に関する仮説を構築します。明確な課題設定がなければ、市場に支持される事業の創出は困難だからです。この段階では、以下の要素を中心に仮説を検証していきます。
- 顧客が直面する本質的な課題
- 現在の解決手段とその課題点
- 顧客が望む理想的なソリューション
- 自社が提供できる価値とその領域
顧客や見込み顧客へのヒアリングを重ねることで、机上の仮説を現場のニーズに即した事業仮説へとブラッシュアップします。
3. アイデア創出とビジネスモデル設計
仮説を基に、具体的な事業アイデアを創出し、収益化までのビジネスモデルを設計します。アイデアが優れていても、収益性と持続可能性がなければ事業は成立しません。
このステップでは、ブレインストーミングやアイデアソンを通じて創出した案を、以下の視点で検討します。
- 顧客が抱える本質的課題との整合性
- 顧客価値の明確さと独自性
- 収益モデルや価格設定の合理性
- 初期投資額と回収期間の見通し
- 持続可能な競合優位性の有無
また、バリューチェーンの設計や、パートナー企業・社内組織との連携体制も併せて検討し、実現可能な事業構想に仕上げます。
4. MVP開発と検証プロセス
ビジネスモデルの妥当性を検証するために、最小限の機能を備えたMVP(Minimum Viable Product)を開発し、市場の反応を観察します。これは、本格投資の前にリスクを最小化する重要な手段です。
具体的には、以下のような手法を活用します。
- プロトタイプやLPを用いた反応測定
- 限定的なテストマーケティング
- 顧客インタビューによるインサイト収集
- KPIを設けた効果検証と改善
これらを繰り返すことで、仮説検証の精度を高め、市場に適応した事業モデルへと進化させていきます。
5. 事業化と組織構築の支援
確度の高い事業モデルが構築できたら、それを実際に推進するための組織体制を整備します。優れた構想も、それを実行できる体制がなければ成果にはつながりません。
この最終ステップでは、以下の支援を行います。
- 事業責任者の任命と権限設計
- 必要人材の採用と育成計画の策定
- 予算と管理体制の整備
- マーケティング
- 営業戦略の実行支援
さらに、既存事業との連携体制や、将来の事業拡大に向けたロードマップも構築します。コンサル支援終了後も、社内で自走できる組織づくりが最終的な成功のポイントとなります。
まとめ
新規事業の成功率はわずか45%という厳しい現実の中で、専門コンサルティング会社の支援を受けることは、もはや成功への必須条件といえるでしょう。
外部リソースを活用した企業の63.0%が「技術・ノウハウや人材の補完」効果を実感しており、内製だけでは困難な課題を解決できることが統計的に証明されています。
コンサル会社選定において最も重要なのは、自社のフェーズ(構想・検証・事業化)に適した実績と専門性を持つパートナーを見つけることです。 業界特化型か汎用型かの判断、そして戦略立案だけでなく事業が軌道に乗るまで伴走してくれる体制があるかどうかが、成功を左右する決定的な要因となります。
今回紹介した10社は、それぞれ異なる強みと特色を持っており、企業の状況や新規事業の方向性に応じて最適な選択が可能です。重要なのは、単なる戦略提案ではなく、実際の事業立ち上げから収益化まで責任を持って伴走してくれるパートナーを選ぶことです。
CLF PARTNERSでは、PMF達成を最重要目標に掲げ、プロトタイプ開発による高速仮説検証から営業・マーケティング支援まで一気通貫でサポートしています。 累計350社・3,000人以上の支援実績を活かし、新規事業の構想段階から収益化まで、貴社の事業成功を全力で支援いたします。
新規事業コンサル選定でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事の監修者

CLF PARTNERS株式会社
代表取締役社長 松下 和誉
大学卒業後、大手総合系コンサルティングファームに入社。最年少で営業マネジャーに就任。中小企業から大手企業まで幅広くコンサルティング業務を実施。また、文部科学省からの依頼を受け、再生機構と共に地方の学校再生業務にも従事。 その後、米Digital Equipment Corporation(現ヒューレットパッカード)の教育部門がスピンアウトした世界9ヵ国展開企業のJAPAN営業部長代行として国内の最高売上に貢献。 現在は関連会社12社の経営参画と支援を中心に、グループの軸となるCLF PARTNERS㈱ではVC出資ベンチャー企業、大企業の新規事業の支援に従事
公式Xアカウント:https://x.com/clf_km