「研修が退屈で効果が薄い」
「社員が積極的に参加してくれない」
「せっかくの研修が現場で活きていない」
このような課題を抱える企業の人事担当者や研修責任者は少なくありません。 営業研修は組織の競争力強化に不可欠ですが、従来型の座学中心の研修では、参加者の集中力が続かず、学んだ内容が定着しにくいという問題があります。
しかし、適切な「面白さ」を取り入れた研修設計により、参加者の主体的な学びを促し、知識やスキルの定着率を大きく向上させることができます。 実際に成果を上げている企業の研修には共通点があります。
単なる「楽しさ」だけでなく、明確な目的と効果的なグループワークを組み合わせ、実践的なスキル習得を実現しているのです。
本記事では、新人研修から営業力強化まで、現場で即活用できる面白い営業研修を10個ご紹介します。以下のテーマで詳しく解説していきます。
- 面白い要素を取り入れることの具体的なメリット
- 新人向けおすすめ研修プログラム5選
- 営業力強化のための実践的プログラム5選
- 効果的な研修実施のためのポイント
- 先進企業の実践事例
また、当社では、研修の企画から実施、フォローアップまで、プロフェッショナルな講師による一貫したサポートを提供しております。
- 「効果的な営業研修を実施したい」
- 「社員の主体的な学びを促進したい」
- 「研修で得た学びを現場で定着させたい」
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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目次
営業研修に面白いテーマを取り入れるメリット
「面白さ」を研修に取り入れることには、懐疑的な意見が寄せられることも少なくありません。 しかし、適切に設計された「面白い要素」は、研修効果を高める上で重要な役割を果たします。
ここでは、営業研修に面白いテーマを組み込むことで得られる3つの具体的なメリットについて解説します。
モチベーションと集中力の向上
営業研修に面白い要素を取り入れることで、最も期待される効果は「モチベーションと集中力の向上」です。 実際、株式会社アルヴァスデザインの行った営業経験者への調査では、新人営業の指導課題として「モチベーションの維持」が50.4%で最も高い数値を示しています。
参考:営業職の約50%が新人営業育成において「モチベーションの維持」を課題と感じている!一人前の営業職の方556名を対象に「成功要因と現在直面している課題」に関する調査を実施!|PR TIMES
特にBtoB営業では、商談までの期間が長く、成果が見えにくいため、新人営業担当者のモチベーション低下が深刻な課題となっています。
こうした課題に対して、ゲーム形式やグループワークといった面白い要素を研修に組み込むことで、参加者の心理的ハードルを下げ、積極的な取り組みを促すことが可能です。
また、従来の座学中心の研修と比べ、参加者の集中力を持続させる効果も期待できます。 このように、適切に「面白さ」を導入することは、単なる気分転換にとどまらず、研修効果を最大化するための重要な要素と言えるでしょう。
知識の定着率アップ
営業研修において面白い要素を取り入れることは、知識の定着率を大幅に高める効果があります。
調査によれば、従来型の講義形式の学習では知識の定着率がわずか5%であるのに対し、ゲーム形式やグループワークを取り入れた実践的な研修では、定着率が90%以上に達することが分かっています。
特にBtoB営業の分野では、商談プロセスが複雑で高度なスキルや知識が必要とされますが、研修に面白い要素を加えることで、そうした難しい内容も楽しく学べる環境が生まれます。
例えば、商談のロールプレイをゲーム形式で行い、その後グループで振り返ることで、営業トークや課題発見のスキルを効率的に習得できるでしょう。 また、チーム対抗の模擬商談大会を開催することで、他の参加者に教えながら学ぶ機会が得られ、より深い理解と長期的な定着が可能です。
このように、「楽しさ」と「実践」を融合させた研修スタイルは、単なる気分転換の域を超え、効果的な学習方法として高い評価を得ています。
グループワークやロープレを通じて自然な交流が生まれる
面白い要素を取り入れた営業研修では、グループワークやロールプレイングを通じて、参加者同士の自然な交流が促進されます。 特にBtoB営業では、社内での情報共有や協力体制が成果を左右する重要な要素となるため、こうした効果は非常に価値があります。
例えば、チーム対抗のロールプレイングでは、他のメンバーの営業トークを観察し、フィードバックを通じて新たな視点や手法を学ぶことが可能です。
さらに、ゲーム形式のグループワークでは、真剣さの中にも和やかな雰囲気が生まれ、部署や役職を超えた率直な意見交換が実現するでしょう。
また、研修中に築かれた人間関係は、研修終了後も営業現場での相談や情報交換のネットワークとして機能します。 このように、面白い要素は単なるアイスブレイクを超え、組織全体の営業力を底上げするための重要な役割を担っています。
【新人向け】面白い営業研修おすすめ5選
新人営業研修では、基本的なビジネスマナーから商談スキルまで、多くの要素を短期間で習得する必要があります。 そこで注目されているのが、ゲームやスポーツ、演劇などの要素を取り入れた体験型の研修プログラムです。
ここでは、新人営業のスキルアップに特に効果的な5つの研修プログラムをご紹介します。
マナーファイト
マナーファイトは、ビジネスマナーを「間違い探し」という形式で楽しく学べる対戦型研修プログラムです。 従来の座学中心のマナー研修とは異なり、チーム対抗で動画を撮影・分析することで、自然と正しいマナーが身につきます。
特にBtoB営業では、初回の印象が商談の成否を大きく左右するため、確実なマナーの習得が重要です。 このプログラムでは、あえて間違ったマナーを演じて動画を撮影し、他チームに間違いを指摘してもらうことで、より深い理解と定着を図ります。
また、動画撮影を通じて自分の所作や話し方を客観的に確認でき、即座に改善点を把握できることも大きな特徴です。 さらに、チームでの撮影準備や議論を通じて、自然なコミュニケーションも生まれます。
研修の目的 | ・ビジネスマナーの実践的な習得 ・自己の振る舞いの客観的把握 ・チームワークとコミュニケーション力の向上 |
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進め方 | 1. チームに分かれ、参考資料から出題する場面を決定 2. 意図的に間違えたマナーシーンを動画撮影 3. 互いの動画を見て間違い探しを実施 4. 見つけた間違いの数で勝敗を決定 |
人数・時間 | ・対象人数:制限なし(1チーム4-6名が推奨) ・所要時間:3時間程度 |
サバイバルゲーム営業術
サバイバルゲーム営業術は、非日常の環境下で意思決定力と状況判断力を鍛える体験型研修プログラムです。 特にBtoB営業で重要な「見る」「わかる」「決める」「動く」というOODA LOOPの思考サイクルを、サバイバルゲームを通じて体得することができます。
特徴的なのは、時々刻々と変化する状況下での意思決定を迫られる点です。 これは、複雑な商談プロセスが求められるBtoB営業の現場と非常に似ています。 また、チームで戦略を立て、実行する過程で、自然とリーダーシップやフォロワーシップも身につきます。
研修の目的 | ・迅速な状況判断力の習得 ・戦略的思考とチーム連携力の向上 ・ストレス環境下での意思決定力強化 進め方 |
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進め方 | 1. 基本的な安全講習とルール説明 2. チーム編成と作戦会議 3. サバイバルゲーム実践(複数回戦) 4. 振り返りとOODA LOOP解説 |
人数・時間 | ・対象人数:12名~60名 ・所要時間:7時間程度(休憩含む) |
演劇的アプローチ営業道場
演劇的アプローチ営業道場は、演劇の要素を取り入れた体験型の営業研修プログラムです。 従来の座学やロールプレイングとは一線を画し、演技の基本から商談での表現力に至るまで、実践的なスキルを楽しみながら習得できる点が特徴です。
特にBtoB営業においては、初対面の印象がその後の商談の成否を大きく左右します。 このプログラムでは、声の出し方や姿勢、表情といった非言語コミュニケーションの要素を磨き上げることで、初回商談での説得力と印象力を高めることを目指します。
また、即興対話の練習を通じて、状況に応じた柔軟な対応力や説得力ある表現技術を習得することが可能です。
研修の目的 | ・非言語コミュニケーション力の向上 ・状況判断力と即興対応力の習得 ・プレゼンス(存在感)の強化 ・説得力のある表現技術の習得 |
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進め方 | 1. 基礎演技トレーニング(発声・姿勢・表情) 2. 即興対話セッション 3. 商談シーンのロールプレイング 4. グループ内でのフィードバック 5. 実践的なシナリオ演習 |
人数・時間 | ・対象人数:8-12名(1グループ4-6名) ・所要時間:1日(6時間程度) |
ラフティング研修
ラフティング研修は、チーム一丸となってゴールを目指すアウトドア型の体験学習プログラムです。急流や難所を乗り切るために必要なチームワークと、瞬時の状況判断力を養うことができます。
特にBtoB営業では、社内外の関係者と連携しながら長期的な商談を進めていく必要があるため、チームでの課題解決力が重要です。 このプログラムでは、実際の急流下りを通じて、リーダーシップやフォロワーシップ、効果的なコミュニケーション方法を体得できます。
研修の目的 | ・チームワークとコミュニケーション力の向上 ・状況判断力と問題解決力の養成 ・リーダーシップ/フォロワーシップの体得 ・ストレス環境下での冷静な判断力の向上 |
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進め方 | 1. 安全講習とチーム編成 2. 基本技術の習得 3. チームごとのラフティング体験 4. 振り返りとディスカッション 5. 実務への応用検討 |
人数・時間 | ・対象人数:12-24名(1ボート6名) ・所要時間:1日(6-8時間程度) |
スポーツ×営業融合研修
スポーツ×営業融合研修は、チームスポーツが持つ「目標設定」「戦略立案」「実行力」の要素を営業活動に応用する体験型プログラムです。 実際のスポーツ競技を通じて、チームビルディングとコミュニケーション力を同時に強化できます。
特にBtoB営業では、社内外の関係者と協力しながら長期的なゴールを目指す必要があるため、このプログラムで培われる「チームで戦う力」が非常に有効です。 また、勝敗を通じて失敗から学ぶ経験ができ、実践的なPDCAサイクルも体得できます。
研修の目的 | ・チームワークとリーダーシップの養成 ・目標達成に向けた戦略立案力の向上 ・失敗を恐れない挑戦マインドの醸成 ・実践的なコミュニケーション力の習得 |
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進め方 | 1. スポーツと営業の共通点についての講義 2. チーム編成と戦略会議 3. 実践(バスケ、バレー等のチームスポーツ) 4. 振り返りと営業活動への応用検討 |
人数・時間 | ・対象人数:12-30名(1チーム6名程度) ・所要時間:1日(6-8時間程度) |
【営業力強化】面白い営業研修おすすめ5選
中堅からベテランの営業パーソンにとって、さらなる営業力の向上は常に重要な課題です。 ここでは、論理的思考力、ヒアリングスキル、コミュニケーション力など、営業パーソンに必要不可欠なスキルを楽しみながら効果的に強化できる5つの研修プログラムをご紹介します。
NASAゲーム
NASAゲームは、宇宙飛行士の生存に必要なアイテムを優先順位づけする合意形成型の研修プログラムです。 科学的根拠に基づくNASAの模範解答が用意されているため、チームの意思決定の質を客観的に評価できる点が特徴です。
特にBtoB営業では、複数の関係者と合意を形成しながら提案内容の優先順位を決定する能力が求められます。 このプログラムでは、自分の意見を論理的に伝えつつ、他者の意見に耳を傾け、最適な結論を導き出すプロセスを実践的に学ぶことができます。
これにより、営業現場での意思決定力と調整力を向上させることが可能です。
研修の目的 | ・合意形成のための交渉力向上 ・論理的な説明力の強化 ・チームでの意思決定能力の向上 ・積極的な傾聴力の習得 |
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進め方 | 1. 個人ワーク(15アイテムの優先順位付け) 2. グループディスカッション 3. チームでの優先順位決定 4. NASAの模範解答との比較・振り返り |
人数・時間 | ・対象人数:12-30名(1チーム4-6名) ・所要時間:1.5時間程度 |
ヒーローインタビュー
ヒーローインタビューは、スポーツ選手への試合後インタビューをモチーフにした対話型研修プログラムです。 インタビュアーとインタビュイーに分かれ、成功体験を共有する中で、質の高いヒアリングスキルを習得できます。
特にBtoB営業では、顧客との初期の関係構築が重要なため、相手が心を開いて話したくなるような質問力が不可欠です。 このプログラムでは、話を広げる質問の仕方や、相手の心情に寄り添った傾聴の技術を、楽しみながら身につけることができます。
研修の目的 | ・戦略的な質問力の向上 ・共感を引き出すヒアリング力の習得 ・ポジティブな対話の展開力強化 ・信頼関係構築のためのコミュニケーション力向上 |
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進め方 | 1. インタビュアー・インタビュイー・観察者の役割分担 2. 成功体験に関するインタビュー(10-15分) 3. 観察者を含めた振り返り 4. 役割を交代して複数回実施 |
人数・時間 | ・対象人数:6-15名(1グループ3名) ・所要時間:2-3時間程度 |
バースデーライン
バースデーラインは、言葉を使わずに誕生日順に並ぶという、シンプルながら効果的なチームビルディング研修です。 参加者は身振り手振りのみでコミュニケーションを取り、制限時間内に課題を解決する必要があります。
特にBtoB営業では、初対面の相手と素早く関係性を構築する力が重要です。 このプログラムでは、非言語コミュニケーションの重要性を体感しながら、チーム内の心理的な壁を取り除くことができます。 また、課題解決に向けて全員が協力する過程で、自然と一体感が生まれます。
研修の目的 | ・非言語コミュニケーション力の向上 ・チーム内の心理的障壁の除去 ・素早い関係構築力の習得 ・状況判断と問題解決力の強化 |
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進め方 | 1. ルール説明(会話・筆談禁止) 2. 制限時間内での誕生日順整列 3. 順番の確認と誕生日発表 4. 振り返りとフィードバック |
人数・時間 | ・対象人数:15-30名程度 ・所要時間:10-15分(説明含む) |
ソーシャルスタイル診断
ソーシャルスタイル診断は、顧客を4つのタイプ(アナリティカル、ドライバー、エミアブル、エクスプレッシブ)に分類し、それぞれに最適なアプローチ方法を学ぶ実践的な研修プログラムです。
本研修では、各タイプに応じた効果的なコミュニケーション手法を習得できるため、BtoB営業において特に有効です。 商談相手の特性を正確に見極め、適切なアプローチを選ぶことで、成約率の向上を目指します。
また、ロールプレイングを通じて各タイプへの提案方法を実践的に学ぶことで、顧客ごとに最適化された営業スタイルを確立することが可能です。
研修の目的 | ・顧客タイプの見極め方の習得 ・タイプ別コミュニケーション力の向上 ・効果的な提案手法の体得 ・商談成功率の向上 |
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進め方 | 1. ソーシャルスタイル理論の説明 2. 自己診断と他者診断の実施 3. タイプ別ロールプレイング 4. 実践的なケーススタディ |
人数・時間 | ・対象人数:6-20名(1グループ3-4名) ・所要時間:4時間程度 |
マーケット戦略ボードゲーム
マーケット戦略ボードゲームは、経営者の視点から市場調査、出店、価格設定、広告戦略までを疑似体験できる実践型研修プログラムです。 プレイヤーは限られた予算と時間の中で、最適な経営判断を求められます。
特にBtoB営業では、顧客企業の経営課題を理解し、最適なソリューションを提案することが重要です。 このプログラムでは、経営者目線でのマーケティング思考と戦略的な意思決定力を、ゲーム感覚で身につけることができます。
研修の目的 | ・顧客企業の課題発見力の向上 ・マーケティング戦略の立案力強化 ・財務視点を含めた提案力の習得 ・競争環境下での意思決定力向上 |
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進め方 | 1. マーケティング基礎講義 2. チーム編成と役割分担 3. 3年分の経営シミュレーション 4. 結果分析と振り返り |
人数・時間 | ・対象人数:12-24名(1チーム4-6名) ・所要時間:4-6時間程度 |
面白い営業研修を取り入れるためのポイント
営業研修に面白い要素を取り入れることは、参加者の主体性とモチベーション向上に効果的です。 しかし、単に「楽しい」だけの研修では、実務での成果に結びつきにくいという課題があります。
ここでは、研修を「楽しみながら学べる場」として最大限に活用し、確実な営業力向上につなげるための4つの重要なポイントについて解説します。
「面白い」だけで終わらせない目的設定
営業研修に面白い要素を取り入れる際には、まず学習目的を明確に設定することが重要です。 単に「楽しい」だけでは一時的な盛り上がりで終わり、実務での成果に結びつかない可能性が高いためです。
特にBtoB営業では、商談成立までに時間がかかるうえ、複数の関係者との調整が必要となるため、実践的なスキルの定着が欠かせません。
例えば、ロールプレイングゲームを導入する場合は、「顧客との信頼関係構築」や「提案力の向上」などの具体的な目標を設定することで、参加者は楽しみながらも目的意識を持って取り組むことができます。
このように、研修の企画段階で「この研修を通じて何を学んでもらうか」を明確にし、楽しさと学びを両立させた内容設計を行うことが、効果的な研修を実現するポイントです。
世代や経験値に合わせたコンテンツ調整
研修の成果を最大化するためには、参加者の世代や経験値に合わせてコンテンツを柔軟に調整することが重要です。 なぜなら、新人とベテラン、あるいは20代と40代では、学習スタイルや理解度、課題認識が大きく異なるためです。
特にBtoB営業では、若手は基本的な商談スキルの習得が必要な一方、ベテランは戦略的な提案力の向上が求められます。
例えば、新人研修ではロールプレイングを中心に据え、基本的なコミュニケーションスキルを楽しく学べる内容にする一方、ベテラン向けにはマーケット戦略ゲームを活用して、経営者目線での課題解決力を養うといった具合です。
したがって、参加者の属性を事前に把握し、それぞれの課題やニーズに応じてゲーム要素や難易度を調整することで、全員が適度な刺激を受けながら成長できる研修が実現できます。
研修後の実践サポート計画
面白い研修を実施した後は、学んだ内容を実務で活かすための具体的なサポート計画を用意することが不可欠です。 なぜなら、研修での学びを実践に転換できなければ、せっかくの気づきや意欲が時間とともに薄れてしまうからです。
例えば、研修後1ヶ月間は週1回のフォローアップミーティングを設定し、実践での成功・失敗事例を共有したり、研修で学んだゲーム形式のロールプレイングを定期的に実施したりすることで、学びの定着を図ることができます。
プロフェッショナル講師の活用で研修の質を高める
プロフェッショナル講師の活用は、研修の面白さと実践的な価値を両立させる決定的な要素です。 なぜなら、楽しい研修の中に現場で活きる具体的なノウハウを効果的に織り込むには、豊富な実績に基づく専門的な知見が不可欠だからです。
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単なるゲーム感覚の研修ではなく、プロフェッショナル講師の実践的な知見と経験を活用することで、参加者が主体的に学び、確実に成果につながる質の高い研修を実現できます。
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面白い営業研修を取り入れている企業事例3選
近年では社員のやる気を引き出しつつ、実践的なスキルを楽しく学べるユニークな研修が注目されています。 本記事では、特に「面白さ」と「実践性」を兼ね備えた営業研修を実施している企業の事例を3つご紹介します。
漫才研修|株式会社アップガレージ
中古カー&バイク用品チェーンを全国展開する株式会社アップガレージでは、新入社員向けに「漫才研修」というユニークなプログラムを実施しています。 この研修は、お笑いの要素を取り入れることでコミュニケーション力や発想力を鍛え、新人の営業スキル向上を目指すものです。
2011年にスタートし、2017年度には約200人の受講者を輩出。 さらに、開催場所にお笑いの聖地「しもきた空間リバティ」を選ぶなど、本格的な演出にもこだわりがあります。
このような研修は、厳しい新規営業の場面でも柔軟な対応力や対人スキルを発揮する人材を育成するのに役立つと言えます。 堅苦しい研修では得られない、新しい学びを提供する成功事例です。
オンライン版ビジネスゲーム型研修|株式会社ノビテク
株式会社ノビテクが提供する「オンライン版ビジネスゲーム型研修」は、新入社員や若手社員を対象とした革新的なプログラムです。 この研修では、ビジネスゲームを通じて業務を疑似体験しながら、PDCAサイクルやタイムマネジメント、報連相の基本スキルを効率的に習得できます。
さらに、ゲーム中の行動ログと振り返り内容が可視化される仕組みにより、自ら考え行動を改善する力を自然と身につけることが可能です。 リモート環境にも完全対応しているため、集合型研修の実施が難しい企業でも同様の成果が得られます。
また、データを活用したフィードバック機能を通じて、研修後の継続的な成長も期待できます。
マーダーミステリー研修|株式会社IKUSA
株式会社IKUSAが提供する「マーダーミステリー研修」は、新感覚の推理ゲームを活用した体験型研修です。 参加者は物語の登場人物として役割を演じながら、協力して真相を解き明かす過程で、経済産業省が定義する「社会人基礎力」や「交渉力」を自然に養います。
この研修では、推理を進める中で主体性や課題発見力、チームでの連携力が求められるため、新規営業に必要な論理的思考力やコミュニケーション能力を向上させることができます。
さらに、ゲームの展開や結末が参加者の行動次第で変化する仕組みになっているため、柔軟な対応力も鍛えられるのが特徴です。 特に、新人研修や営業研修の場面で主体性や洞察力を伸ばしたい企業に最適なプログラムといえます。
まとめ|面白い営業研修で学びを成果に結びつけよう
営業研修に「面白さ」を取り入れることは、モチベーションの向上や知識の定着率を高めるだけでなく、自然なコミュニケーションやチームワークの促進にも役立つことが分かりました。
新人研修から営業力強化に至るまで、実践的なプログラムを通じて、楽しみながら学べる研修スタイルは、現場での即戦力を育成するために最適です。
本記事では、特におすすめの面白い営業研修を10個ご紹介するとともに、効果的な研修を実現するためのポイントや実施事例についても詳しく解説しました。
しかしながら、営業研修の成果を最大化し、組織全体の営業力を強化するためには、目的を明確にしたプログラム設計と、研修後のフォローアップが不可欠です。
当社CLF PARTNERS株式会社では、研修の企画から実施、フォローアップまで、一貫したサポートを提供しています。
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この記事の監修者
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CLF PARTNERS株式会社
代表取締役社長 松下 和誉
大学卒業後、大手総合系コンサルティングファームに入社。最年少で営業マネジャーに就任。中小企業から大手企業まで幅広くコンサルティング業務を実施。また、文部科学省からの依頼を受け、再生機構と共に地方の学校再生業務にも従事。 その後、米Digital Equipment Corporation(現ヒューレットパッカード)の教育部門がスピンアウトした世界9ヵ国展開企業のJAPAN営業部長代行として国内の最高売上に貢献。 現在は関連会社12社の経営参画と支援を中心に、グループの軸となるCLF PARTNERS㈱ではVC出資ベンチャー企業、大企業の新規事業の支援に従事
公式Xアカウント:https://x.com/clf_km